海水魚飼育の難しさ

 

初めは淡水魚から飼育をするようになり、その次に海水魚の水槽での飼育に興味を感じる人が多いようです。家庭でも綺麗な海水魚が鑑賞できれば、と夢を広げて、開始するのはいいのですが、いざ海水魚飼育を始めてみると、魚に元気がなく、又、病気になって短期間で死んでしまったという失敗談も多くなっているようです。

 

飼育をするにあたっては、海水魚の飼育方法について関連書籍を入手したり、専門ショップの店員にアドバイスを受けている人も多いと思いますが、書籍では一般論的な内容についてしか触れていないことが殆どで、設備の機能やメリットだけの説明が多く、実践する際の注意点やデメリットについての説明が十分とはいえないのが現状かもしれません。

 

このように海水魚飼育のビギナーにとっては不充分な情報が多く、実際に役に立つ飼育技術を得るためには、既に実践している有識者に説明を受けることが一番いい方法になっているかもしれません。有識者は営利目的ではないので、ショップの販売員とは違って、的確なアドバイスをもらえるのが大きなメリットです。

 

もちろん、経験者とはいっても飼育が上手な場合と下手な場合もありますし、人によって説明する内容や方法が結構違うケースもままあります。もちろん、それぞれが短編的な部分では正しい事を言っている訳ですから、理解するのは少し工夫も必要かもしれません。

 

ビギナーとしてはどれがベストなのか迷うかもしれませんが、まずは確実な飼育を行っている知人をつくることが、上達への近道となるでしょう。技術と共に大切なのが設備です。これにはいろいろ種類がありますが、プロテインスキマーもそのひとつです。